英字紙ウォッチング

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ラガルドの後任はだれか

 曇り。

 ラガルド専務理事がECB総裁に就任することになり、後任のIMF専務理事選びが焦点になっている。通常であれば、欧州から選ばれる。現在、マーク・カーニー氏らの名前が挙がっている。

 IMFに開いた穴をだれが埋めるのか。専務理事という職は、国際金融の世界ではもっとも熱望される仕事の一つである。

 189か国あるIMFメンバーの中で、潜在的な専務理事候補となるのは欧州人である。公式には国籍は関係なく、選考プロセスはオープンということになっている。IMFの73年の歴史において、11人の専務理事は全員欧州から選ばれた。世界銀行トップが米国人であることとの紳士協定の結果である。

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