英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

パウウェル議会証言

 薄曇り。

 パウウェル議長が議会証言に臨んだ。忍耐強く金利政策を進める考えを示した。経済情勢は良好だが、ここ数か月、いくつかの逆流現象のサインがみられると議会で話した。

 世界経済が減速し、金融市場も混乱していることがどのように米国経済に影響しているかを評価し、利上げについては急がない考えを示した。

 昨年、Fedは金利を4回利上げした。しかし、昨年12月に利上げは休止すると述べた。上院議員らはFedの姿勢に同意しているようにみえる。というのも、2時間にわたる議会証言で、利上げに関する質問がほとんど出なかったからだ。

 パウウェル議長は、忍耐強く、という意味は、政策を変える判断をすることを急がない、という意味である、と解説した。そして、データが出てくるのを待つ余裕があり、Fedはその意味でよいポジションにあると付け加えた。

 Fedがすぐに金利を動かす可能性は低いが、4兆ドルの資産をどうするかについての修正は近く発表されるようだ。

 https://www.wsj.com/articles/jerome-powell-affirms-feds-patient-approach-to-future-interest-rate-changes-11551192300

 JPモルガンのプレジデント、ピント氏は、今年第1四半期のトレーディング収入の落ち込み幅が10%台後半にのぼると述べた。

 https://www.ft.com/content/293c5abc-39d2-11e9-b856-5404d3811663