晴れ。
トルコの選挙が行われ、エルドガン大統領が勝利した。もう一期、大統領任期を務める。憲法も快晴され、大統領に対し、立法や司法の権限を付与することが可能になった。
エルドガン大統領はすでに15年間もその職にあり、有権者はその拡大を認めた。そして、大統領の権威主義的な政府モデルをますます支持するに至っている。米国にとってはもっとも重要でありながら、たびたび欠陥のあるNATO同盟国の一つである。
98%の開票率段階で、エルドガン氏は52・5%を獲得した。決戦投票の必要もなかった。対抗馬である野党の代議士の得票率は30・8%だった。
エルドガン大統領率いる政党は議会選挙でも勝利し、議会で多数派を占めた。
国営報道機関の発表はしかし、操作されたものだという。今後西側諸国と中東との間にある戦略的なかなめとなる国で、緊張と不安定さが起きる可能性がある。
https://www.wsj.com/articles/erdogan-wins-another-term-as-turkeys-president-1529869594?mod=hp_lead_pos2