英字紙ウォッチング

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原油80ドルへの道

 曇り。今日も気温は低い。
 トランプ氏がイラン核合意から離脱すると表明した後、原油価格が動意づいている。米国のイラン制裁により、原油供給が世界的に減少するのではないかという思惑からだ。
 マーケットの需給はすでにタイトになっている。米国の原油先物価格は3%上昇し、71・14ドルをつけた。ブレントオイルは77ドルをつけている。
 アナリストらは、原油価格が80ドルに回帰するのは既定路線である、とみている。イランの原油供給は制限され、需給がより引き締まることは必然であるからだ。
 2012年当時の制裁では、日量100万バレルの原油がマーケットから排除された。問題は今回、米国のみが制裁を主張する中で、どこまで実効性のある制裁を打ち出せるかだ。
 https://www.wsj.com/articles/oil-futures-rebound-on-bullish-u-s-inventory-data-1525834122