英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米仏、握手の裏で

 曇り。今日は雨模様である。
 意外や意外、トランプ大統領マクロン大統領のケミストリーは合うのだろうか。シリアを共同で攻撃した3か国の間には、一方で対立関係もある。3者が共同したのは、共通の目標と関係改善の狙いが込められていた。3者共同の要になったのは、米国とフランスの大統領同士の良好な関係と、ロシアに対する同盟の必要性だ。
 シリア攻撃を一番早く唱えたのは、フランスのマクロン大統領だった。英国と米国はロシアの外交官追放で先月、一致して行動した。
 https://www.wsj.com/articles/the-art-of-the-handshake-behind-the-alliance-that-hit-syria-1523890575
 そのシリアを援助したロシアのプーチン大統領は、コーナーに追いつめられているのだという。4か月ほど前は、ロシアのプーチン大統領は、シリア問題に関して強固な支配権を持っていたように見えた。ISIS追放ですべての関係者が合意していた。しかし、米国の主導するミサイル攻撃によって、ロシアがシリアのアサド政権を支持することのリスクを強めた。
 https://www.ft.com/content/151f0620-40c6-11e8-803a-295c97e6fd0b