曇り。
共和党のライアン議長が水曜日、再選を否定した。共和党内で後任の議長選びが本格化する。
議長としてあと３年弱の任期を残し、１月に議長職を辞任すると述べた。このタイミングでの彼の発言は驚きであるが、すでに議員らは後任者として２人の人物を取りざたしている。マッカーシー議員と、スカライズ議員だ。
ライアン議長の計画された辞任は、中間選挙を前にして逆風がすでに吹いている共和党議員に、一層の圧力をかけることになる。党の選挙資金を集める彼の力を弱めることになるからだ。
1994年以降、大統領の所属する政党は、下院中間選挙において平均して23議席を失ってきた。今年の共和党は、トランプ大統領の低い支持率という重荷を負っている。そして、通常よりも多くの共和党会員議員の引退も予定されている。
ライアン議長の声明によって、38人の下院共和党現職が再選を求めないことを決めた。
民主党にとっては、下院で過半数をとるには23議席を獲得する必要がある。しかし、民主党はそれ以上の目標を定めている。その中には現在、下院共和党が議席を占めている23選挙区のほかに、標的がある。
ライアン議長後継として有力視されているマッカーシー議員は、トランプ氏と関係がもっとも近い。しかし、保守派議員たちが彼のもとで結束するかどうかは不透明だ。
https://www.wsj.com/articles/house-speaker-paul-ryan-plans-to-retire-1523451274
トランプ大統領はロシアに対し、シリア攻撃の準備をした、と警告した。米ロ関係は、冷戦時代よりも悪化しているとトランプ大統領は述べた。
https://www.ft.com/content/9ecb5752-3d51-11e8-b9f9-de94fa33a81e
