晴れ。
シリアでまた、化学兵器が使用され、数十人の被害者が出た。痛ましい出来事である。
トランプ大統領は月曜日、数十人の死者を出した、シリアにおける化学兵器の使用に関し、対応をすると述べた。月曜日の会合で、週末行われた攻撃は破壊的だ、と非難し、素早く対応を行うと述べた。国家安全保障チームは大統領に対し、軍事的選択肢を説明している。
国連の安全保障理事会は月曜日にシリアに関して緊急の会合を開く予定である。しかし、拒否権を持つロシアの反対で安保理は有効な手をこれまで打てずにいる。
トランプ氏は日曜日、シリアとその後ろ盾であるロシアとイランに対し、大きな代償を支払うことになると警告した。シリアのアサド大統領に対し、懲罰的な攻撃を加えることを予告したものだ。
医療専門家や人権団体は、証拠からアサド大統領が神経兵器を使った証拠であると述べた。
一方、月曜日に、マティス国防長官はアサド氏に対する軍事攻撃の可能性を否定しなかった。そして、シリアにそのような兵器を使用させたロシアを非難した。2013年に米国とロシアはシリアの化学兵器の在庫を破壊する計画で合意した。マティス氏は、注目すべき最初のことは、なぜ化学兵器がロシアの保証のもとで廃棄されたはずなのに依然として使用されたのか、ということだ、と述べた。
https://www.wsj.com/articles/trump-weighs-response-to-suspected-syria-chemical-attack-1523290566
ロシア市場は米国による制裁とシリアによって打撃を受けている。
ロシアの株式市場は過去４年間でもっとも苦しんでおり、ロシアの債券や為替市場も米国による新たな経済制裁の影響を受け、シリアをめぐる紛争が増すことへの懸念も広がっている。
７つの独占企業をめぐる売りが広がっている。
株式市場は2014年にクリミア半島を侵攻して、制裁を受けたとき以来の下落幅を広くした。またルーブルは４・１％、対ドルで下落した。
https://www.ft.com/content/412e9d88-3bd6-11e8-b7e0-52972418fec4
