英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

NY連銀総裁に異議

 晴れ。
 ニューヨーク連銀の次期総裁候補に挙がっている、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁について、起用に反対の声が上がっている。首脳陣の出自を分散させようという意見があり、ウィリアムズ起用説に批判の声が上がった格好だ。ウィリアムズ氏は白人で男性のエコノミストである。
 また、ウィリアムズ氏自身の経済観を疑問視する声もあがる。
 ニューヨーク連銀総裁の選出にはワシントンベースの理事らの承認で成立し、上院の承認は必要ない。
 しかし今回、左派寄りの活動家から、ウィリアムズ氏起用に反対の声があがった。さらに、ウィリアムズ氏は失業率がどこまで下がるかについて、予測を誤ったと指摘する声もあがる。
 https://www.wsj.com/articles/ny-fed-criticized-in-likely-pick-of-john-williams-as-leader-1522243537
 米国のテクノロジー株の株価が相場全体の足を引っ張っている。火曜日に一日としてはもっとも下げた後、いわゆるFaang株が相場全体の足を引っ張った。株式市場の疑問は、このテクノロジー株の売りがどこまで広がるか。
 https://www.ft.com/content/9dd159c6-325e-11e8-ac48-10c6fdc22f03