英字紙ウォッチング

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サウジの内閣改造

 サウジアラビアが政権幹部を一新した。

 サルマン国王は、内閣の人事を一新したと木曜日に発表した。カショギ氏の殺害以降で初めて、王国の権力構造を一新する動きだ。

 サルマン皇太子は依然として広範囲にわたる権限を保持している。国際社会に向けたメッセージでもある。

 重大な人事としては、国家安全保障アドバイザーにムサード・アル・アイバン氏を起用したことだ。以前は休眠ポストとみられていた。財務大臣だったイブラヒム・アル・アッサーフ氏は外務大臣に起用された。長く内閣のメンバーであったアイバン氏、財務大臣を20年近く務め、昨年サルマン皇太子の指示で拘束されていたアッサーフ氏は、国王にとって信頼のおけるアドバイザーだと考えられている。

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