大手運用会社・ブラックロックの株価が低迷している。これはマーケットからの警告なのだろうか。
ラリー・フィンク会長がダボス会議に1月に出席した際、彼は世界のトップ人材の一人であった。1988年に創業された同社は、世界で最大の投資グループとなった。AUMは6兆㌦に及ぶ。
しかし、2017年になって、1日あたり10億㌦以上の資金が流出した。ダボス会議の前までは同社の株価は歴史的な高値をつけていた。
ラリー・フィンク氏は神様か。ブラックロックは30年間を祝った。しかし、その莫大なマネーマシンは、足踏みをし始めている。そして、そのビジネスに疑問符が突き付けられている。
投資家がどれだけ資金を預けているのか、ブラックロックの長期的なネット資金フローは1年を通し、低迷している。
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