英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

カナダ抜きNAFTA

 曇り。台風が接近中。それにしても多い。

 アメリカのコアインフレ率。8月もFedが目標とする2%水準に近いままで推移している。過去18か月でもっとも鈍いペースの上昇率である。このことは、ドル高により輸入価格が下がり、賃金上昇率がゆっくりと上昇したままで、物価上昇圧力が維持されていることを示唆している。

 食料品とエネルギーを除いたコア物価指数は8月、前月と比べて横ばいだった。前年同月比でコア指数は2%の上昇だった。

 金曜日公表のこのデータは、Fedによるインフレ圧力はコントロールされているという見方を支持するものだ。失業率は大半のエコノミストが維持可能だという水準を下回って推移しているにも関わらず、物価は落ち着いている。 

 https://www.wsj.com/articles/core-inflation-remained-at-feds-target-in-august-1538143237

 米国とメキシコはカナダ抜きでNAFTA新協定を進める。四半世紀続いた3か国による貿易協定時代が終わりを告げようとしている。

 メキシコ政府は金曜日、取引の詳細を公表した。同時に、議会上院に対し、法律にするために議会の認可が必要であるが、そのドキュメントを示した。関係者によると、トランプ政権は日曜日の前に、合意文書を認めることになりそうだという。

 一方、ここ数週間、米国とカナダは緊密な話し合いを続けてきたが、乳製品から文化的財についての関税について見解の相違を埋めることができなかった。

 https://www.ft.com/content/5ab597da-c34d-11e8-95b1-d36dfef1b89a