曇りのち晴れ。
イランでテロ事件が起きた。革命防衛隊の隊員らが攻撃を受けて死亡した。少なくとも10人の死者が出ている、と伝えられている。軍事パレードの最中、武装集団が銃撃したようだ。
事件が起きたのはイラン南西部の街、アバーズ。1980年から1988年まで続いたイラン、イラク戦争を記念するパレードの真っ最中だった。死者の中にはジャーナリストも含まれている。
2人の襲撃者が殺され、2人が逮捕された。
イランの学生ニュース機関によると、襲撃者は汎アラブ主義の分離主義者グループで、サウジアラビアの支援を受け、イランからの独立を計画していた。イランとサウジはこの地域で何年にもわたり、権力闘争を続けている。両国はそれぞれ、イスラム世界において、シーア派とスンニ派の守護者を任じている。そして、シリアやイエメンなどで代理戦争を行っている。
イランのZarif外務大臣は、米国とテロのスポンサーを非難した。
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