曇り。今日は雨模様である。
トランプ大統領はFedの理事に、元Fedエコノミストのネリー・リアン氏を指名した。リアン氏は金融安定についての最初の部署を創設したエコノミストである。
2010年に、当時のバーナンキ議長がリアン氏に対し、2008年の金融危機後、金融システムのリスクを監視する部署をつくるよう打診した。リアン氏は1986年にFedのリサーチエコノミストとして入所し、2017年に辞めた。リアン氏は民主党員である。
昨年、彼女はFedが例外的に緩和的な金融政策を行っているという批判に反論した。証拠が示すのは、特別な金融政策が金融の安定性をむしろ増している、という証拠である、という。
投資銀行のランキングである。投資銀行業務の規模(売上)において、ゴールドマン・サックスがシティグループを上回った。
マーケッツ部門と投資銀行部門の売り上げは、フィクストインカム部門とバンキング部門が18年前半に伸びたことが影響した。とくに米国において顕著であった。
JPモルガンは投資銀行の売り上げで依然として世界最大である。2010年以降、毎年ナンバーワンの地位にある。モルガン・スタンレーとメリルリンチはトップ5の地位を争っており、金融危機以降、ウォールストリートの巨人たちが世界の投資銀行の上位を占拠している。
ゴールドマンは、2017年に投資家の活動が停滞し、債券や商品トレーディングで損失を出し、苦しんでいたところから復活した。
しかし、10月1日にトップに就任するゴールドマンのデビッド・ソロモン次期CEOにとって、良いニュースばかりではない。グローバルなM&Aランキングにおいて、ゴールドマンはJPモルガンにその地位を明け渡したからだ。
一般論として、業績の良い金融機関は、たいてい大きなエクイティのビジネスで成功している傾向にある。
一方、ドイツ銀行とバークレイズは6番手、7番手につけている。
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