英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

アラバマの敗北

 上場を控えているサウジアラムコの株式が中国に売却される可能性が浮上し、日本と米国がやきもきしている。中東地域で中国の存在感があまりに大きくなると、影響が出てくるからだ。
 世界最大規模の株式売出しを予定しているアラムコ。最新情報によると、リヤド政府は中国の国営企業コンソーシアムにプライベートで一部株を売却することを検討しているという。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-japan-express-concern-over-chinas-interest-in-saudi-oil-giant-1513161001
 共和党が強固な地盤を築いているアラバマ州上院議員選挙で民主党候補が勝利した。共和党候補のスキャンダルが響いた。
 トランプ大統領にとっては心臓部とも言える州での敗北だ。共和党のロイ・ムーア候補はエバンジェリカルで、保守的なアラバマ州で敗北した。
 この劇的な結果は、1992年以来で初めて民主党が勝利となった。これで上院の議席共和党51対民主党49となり、減税法案の審議に大きな影響を与えそうだ。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-japan-express-concern-over-chinas-interest-in-saudi-oil-giant-1513161001