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大手薬局チェーンのCVSがエトナを買収する。金額は690億ドル。大規模なヘルスケアメジャーが誕生する。
買収は現金と株式交換を組み合わせる。米国におけるヘルスケア産業の景色が一変する。大規模な保険会社と薬局サービスチェーンの組み合わせである。
合併は日曜日の遅くに公表された。エトナの株主は一株あたり207ドルを受け取る。プレミアムは29%ほどのっている。
CVSは全米に1万箇所の薬局を展開している。しかし、両社はヘルスケア産業において、まったく異なるポジションを確保していた。CVSは年間売上が1780億ドル。ドラッグストアを大規模に展開し、そのうちのいくつかは小売クリニックになっている。
一方、エトナの売上は630億ドル。全米で三番目に大きい保険会社だ。
CVSはアマゾンの潜在的な脅威を感じていた。というのも、アマゾンは薬局ビジネスへの参入を検討していたからだ。
https://www.wsj.com/articles/cvs-to-buy-aetna-for-69-billion-1512325099