英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

世界最強の男

 JPモルガンのダイモンCEOが、ブレグジットに伴い、ロンドンの拠点の代わりになるのはパリである、とフランスの財務大臣に伝えた。
 ダイモン氏は、フランスの経済改革の進展に感銘を受けた、と話した。IMF世銀総会の際に会談が行われた。
 JPモルガンは現在、英国に1万6000人のスタッフを抱えており、数百人を移す計画だという。パリだけでなく、フランクフルトやダブリン、ルクセンブルクが候補地にあがっている。
 https://www.ft.com/content/d09681a4-af84-11e7-aab9-abaa44b1e130
 エコノミスト最新号は習近平氏を取り上げている。世界でもっとも影響力のある人物だとし、世界は用心すべきだ、と説いている。
 米国の歴代の大統領は中国の首脳を恐怖の言葉で表現する習慣があった。ニクソン大統領は毛沢東主席のことを「世界を変える男」とし、カーター大統領はトウ小平氏のことをスマート、かつタフ、知的で云々と表現した。トランプ氏も例外ではない。
 たしかにトランプ氏は正しい。
 https://www.economist.com/news/leaders/21730144-do-not-expect-mr-xi-change-china-or-world-better-xi-jinping-has-more-clout