英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

トランプ・プーチン会談

 晴れ。
 トランプ氏とプーチン氏が金曜日、ハンブルグG20サミットで会談した。米国の選挙にロシアが干渉したことについて関心があることを表明した。ティラーソン国務長官が明らかにした。しかし、プーチン氏は関与を否定したという。
 両首脳は2時間以上会談した。
 プーチン大統領はこの干渉問題を否定したが、今後両国関係を深めていく中で、この問題が実質的な障害物になるとの認識で合意した。
 会談が2時間以上にわたったのは、話すべきことがあまりに多かったからだという。シリア南西部における停戦合意は米露関係が機能していることを示す最初の事例である。この合意にはヨルダンとイスラエルも参加している。
 インターファクス通信によると、会談ではウクライナとシリアの紛争やサイバーテロの問題も話し合われた模様だ。
 https://www.wsj.com/articles/trump-putin-shake-hands-in-first-face-to-face-meeting-1499423683
 雇用統計が発表された。6月の新規雇用者数は22・2万人と事前予想を大きく上回った。しかし、賃金の上昇率は鈍いままである。
 雇用拡大は9年目にはいった。しかし、賃金上昇の鈍さという暗い面が依然として残っている。失業率は4・4%に若干上昇した。
 新規雇用者の拡大は2010年10月以降、81カ月連続である。約1600万人の雇用者を吸収し、07年から始まったリセッションの打撃をゆっくりと和らげた。
 民間部門の平均時間給は2・5%上昇した。3月からとほとんど変わっていない。リセッション前は2・9%のペースで上昇していた。
 これはインフレ率が低い一因ともなっている。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-adds-a-robust-222-000-jobs-in-june-1499430803