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ECBのドラギ総裁。金融緩和策の縮小を示唆した。その縮小は徐々に進める、としている。
マーケットは、ドルに対してユーロが上昇、ユーロ建て債権の価格は低下した。ECBによる金融緩和策縮小のシグナルは、金融危機後４年にわたって続いた刺激策の縮小を意味している。
ポルトガルで行われたECBの年次経済政策カンファレンスの席上、ドラギ総裁の発言が警告混じりに飛び出した。しかし、投資家たちは、その発言をECBが量的緩和プログラムから出て行くことを示唆したシグナルと解釈した。
すでに２・３兆ユーロ規模に達した緩和プログラムは金融市場に大きなインパクトをもたらしている。
https://www.wsj.com/articles/ecbs-draghi-says-hes-in-no-rush-to-end-easy-money-1498556533
