コチャラコタ氏。イエレン氏の後任としてベストなのは、イエレン氏自身である、と。
https://www.bloomberg.com/view/articles/2017-06-16/janet-yellen-is-her-own-best-successor
サンフランシスコ連銀より、経済をどうみているかについて。
米国経済は長きにわたる回復過程の終わりにさしかかり、持続可能な成長過程に沿って進んでいる。インフレや失業率は長期的な水準に近づいている。
最新のデータが示すところによると、成長率は健康的なペースで伸びている。今年第1四半期の実質GDPは年率1・2%にとどまったが、この減速は主に一時的な要因が原因であるに過ぎない。小売や設備、生産や資本支出などの最近の月次経済統計をみれば、消費や生産に関する力強いモメンタムが持続していることを示唆している。
第2四半期以降、年率3%成長に近い水準に回復することが期待できる。潜在成長率は1・5から1・75%に近い水準で、それを上回って緩やかに成長している。
労働市場は回復し、ほぼ完全雇用に近い。失業率を現状水準で意地するのに必要な新規雇用者数は8万人から10万人である。ここ数年と比べて、新規雇用者数の増加幅は鈍っているが、労働需要が弱まっているためではない。
問題は賃金の成長だが、これは生産性上昇率が低下していることが一部の要因である。
http://www.frbsf.org/economic-research/publications/fedviews/2017/june/june-08-2017/