英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イラン・ロシア接近

 今日も雨。うんざり。
 米国によるシリア空爆を受け、中東の大国が動き出した。イランはロシアとより強い同盟関係を求め、動き出している。
 土曜日になり、イラン軍の高官と外交官たちがシリアにおける戦争についてロシアのカウンターパートたちと話し合いを行った。シリアのアサド政権はイランにとって親密な同盟国である。
 シリアは依然として反抗的な姿勢を続けている。金曜日にはシリア空軍機が離陸を続けている。土曜日にはシリア軍か同盟国軍のものとみられる軍用機が反政府軍空爆した。ロシアとイラン軍はシリアにおける反政府勢力に対し、戦闘を強化し、続けることを確認した。
 6年にわたるシリア内戦は複雑さを増している。イランはシリア政府軍に対し、数千人の軍事アドバイザーと委任戦争軍を送り込んでいる。ロシアは2015年後半以降、空爆を続けている。イランにとって、このロシアの洗練され、大規模な軍事力は死活的に重要である。そのことによって、この地域におけるシーア派勢力の影響力を維持できるからだ。
 https://www.wsj.com/articles/iran-seeks-stronger-russia-alliance-after-u-s-strikes-in-syria-1491686973
 3月の雇用統計。9・8万人という数字だったが、この数字の解釈を巡り、意見が分かれている。新規雇用者数の拡大ペースは鈍ったが、労働市場のスラックが消滅しつつあるという大きなトレンドは変わらず、FRBは利上げ路線を継続するだろう。
 失業率は4・5パーセントまで低下した。この水準は2007年5月以来の低水準である。
 3月の新規雇用者数は、1月に21・9万人、2月に21・6万人という強い数字が二ヶ月連続で続いた後の減速だった。
 https://www.wsj.com/articles/u-s-employers-add-98-000-jobs-1491568307