英字紙ウォッチング

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フリン辞任

 晴れ。快晴の日々が続く。
 マイケル・フリン氏が辞任した。ロシアとの親密ぶりが問題になったフリン氏の後任人事をどうするか。トランプ氏率いるホワイトハウスは早速岐路に立たされた。ロシアとの関係について疑問にさらされ続けるとともに、より温和な路線を行く手もある。
 就任後わずか25日間で岐路に立つとは思われなかったが、トランプ政権はまさにそういう状態にある。国家安全保障補佐官のマイケル・フリン氏の辞任は、ホワイトハウスの近年の歴史上もっとも波乱の出来事だった。彼のドラマチックな辞任がより温和で秩序だったものだったとしても、このようなことを知ることは不可能だったに違いない。
 2つの要素が問題になる。一つはどれくらい、ロシアとトランプチームとの間に関係があるのかだ。もう一つは、誰がトランプ政権を今後引っ張っていくのか。それはペンス副大統領とプリーバス補佐官だろう。
 トランプ氏にとっての問題はロシアとの関係を続けるか、それともその関係を終わらせるかだ。おそらく前者であろう。
 フリン氏の辞任は政権移行の時期に、ロシア大使と私的な会話を交わし、オバマ政権が課した対ロシア制裁を話題に持ち出したことだ。これは私人が外交政策に関わることを禁じたローガン法に違反する。
 フリン氏は当初、制裁について議論していないと否定した。しかし、後にそれを取り下げた。議会民主党はより詳細な情報を求めている。とくに、トランプ氏がその事実を知っていたかどうかが問題になる。しかし、このことはトランプ政権にとって最大の頭痛の種ではないかもしれない。
 より破壊的な問題は、トランプチームとロシア人たちとの間で大統領選に影響するような密約が交わされていた否かだ。
 議会の共和党民主党ともロシアの活動について調査することを約束しており、その調査は、英国人スパイの保持していたロシアとトランプ氏に関わる機密情報も含まれている。この調査は今後数週間、いくつかの点で大きくクローズアップされるだろう。
 https://www.wsj.com/articles/after-mike-flynn-donald-trumps-white-house-is-at-a-crossroads-1487091180