晴れ。
ブレーキングニュースとして、モルガン・スタンレーの株をアクティビストが取得したという。2%の株式をバリューアクトというアクティビストファンドが取得した。モルスタの株価はまだ割安だが、具体的な提案はまだない。
http://www.wsj.com/articles/valueact-takes-stake-in-morgan-stanley-1471297921?tesla=y
少しでも高い利回りを求めてマネーが駆け巡る。最近のマネーマーケットではコマーシャルペーパーの金利が上昇し、新たな投資家を引きつけている。
最近マネーマーケットで見つけるのが非常に困難なものがある。それはイールドである。
銀行や事業会社の発行するコマーシャルペーパーの金利が上昇し、新たな投資家を引きつけている。伝統的な買い手は規制の影響で後退している。新たな投資家が登場しているのだ。
ダブルA格のコマーシャルペーパーの金利は3ヶ月もので0・9%前後まで上昇している。
10月14日から発効するいわゆるプライムファンド向けの新規制によって、新たな投資機会が生まれている。マネーファンドは償還に備え、キャッシュを積み上げておく必要が出てきた。CPへの投資需要が減少し、その結果、CPの金利が上昇している。
6月末時点で、プライムマネーマーケットファンドは22%の短期債を保有していた。現在は3・8%まで落ち込んでいる。
http://www.wsj.com/articles/hunting-for-yield-theyre-handing-it-out-in-the-money-market-1471295433
投機家が大量の英ポンド売りをしかけている。ポンドに強気になる投資家は世界のマーケットでは現在非常に少数派である。6月23日のブレグジット投票とその後のイングランド銀行による利下げ以降、英国ポンドは急速に切り下がっており、さらなる下落が予想されている。
米国のCFTCのデータによると、投資家らは英国ポンドに対し歴史的な水準の売りポジションを構築している。非商業投資家がポンド売りのポジションを保有しており、逆に実需家はポンド買いのポジションとなっている。
イングランド銀行の作成しているポンドの実効インデックスレートによると、2010年以来の安値に沈んでいる。
http://blogs.wsj.com/moneybeat/2016/08/15/speculators-mount-largest-short-sterling-position-ever-as-pound-keeps-slumping/