晴れ。
久しぶりのイングランド銀行関連の話題である。国債の買い入れを再開するかもしれないというが、その理由に疑問符がつけられている。ブレグジット後の英国の姿について、しっかりと突き詰めて考えられていないからだ。
投資家の幾人かは、木曜日にもイングランド銀行が国債買い入れプログラムを再開するのではと見込んでいる。ブレグジット投票後の英国経済を支えるためだ。しかし、その効果を疑問視する声も出ている。
量的緩和は金融危機のような混乱期には中心的なツールであったが、今のようなすでに金利が非常に低い時期に、どれほど効果があるのかは疑問視されている。ブレグジット後、金融危機に特有の慢性的な市場のボラティリティは引き起こされなかった。
より幅広い疑問は、金融的な特効薬が本当に適切な処方なのか、という点だ。
http://www.wsj.com/articles/bank-of-england-may-resume-qe-but-some-wonder-why-1470159394
トランプ批判が強まっており、異例の事態となっている。オバマ大統領は、共和党首脳はトランプ支持を見直すべきだと呼びかけた。トランプ氏はホワイトハウスの主としてふさわしくないと批判した。
この記事のコメント数は２０００を超えており、大きな反響を読んでいることがうかがえる。
きっかけは、トランプ氏がイスラム教徒である米軍人の両親を批判した発言だ。オバマ大統領は記者会見において、共和党幹部たちは、単に彼のコメントを否定するだけでなく、トランプ氏の支持そのものを見直すべきだと述べた。「トランプ氏は大統領にふさわしくないし、そのことを彼自身証明しつつある」と述べた。我が国のために特別な犠牲を受けたゴールドスターを受賞した家族のことをこのように批判するのは、彼が欧州や中東、アジアにおける根本的な問題について基礎的な知識を欠いていることを示している。
http://www.wsj.com/articles/barack-obama-calls-on-gop-leaders-to-stop-endorsing-donald-trump-1470154797
