快晴。風はあるが、気持ちの良い天気である。
核軍縮合意後、初めてとなるイランの総選挙が行われた。政治的な視界は不良のままであるものの、改革派が得票を伸ばした。最初の結果をみると、保守はの強さも残っているが、若い有権者の影響力が増していることがわかる。
基本的には穏健派の政治家が得票を伸ばした。若い有権者が西側諸国とのつながりをより強めたいという願望が、超保守派も存在する同国の政治勢力のバランスを崩し始めている。
金曜日から始まっている選挙は、290の議会議員と専門家からなる評議会、これは88人のメンバーからなる、を選ぶ。
しかし、現時点では議会において保守派と穏健派のどちらが多数を占めるのか、判明していない。穏健派は少なくとも81議席を獲得するとみられている。
イランにおいて改革派や穏健派は、現実主義的な政治を志向し、経済の開放を求めている。
http://www.wsj.com/articles/behind-strategy-of-u-s-educated-professor-moderates-forge-ahead-in-iran-elections-1456767160
中国人民銀行が苦境に陥っている。預金準備率を再び下げたのだ。信用条件をできるだけ緩くし、経済成長を後押ししようとするが、一方で人民元安への圧力が高まり、通貨の安定を損ないかねない。
月曜日の遅く、中国人民銀行は市中銀行の準備預金率を0・5パーセントポイント引き下げた。およそ7000億元の資金が自由になり、貸し出しの原資になりそうだ。
この決定は中央銀行が2ヶ月前に示した、人民元安につながりかねない緩和手段をとらない、とした姿勢の転換となる。
このタイミングは、中国がG20において、人民元安には慎重になると約束したばかりのことで、人々を驚かせた。
この動きは、人民元市場のさらなる変動を引き起こす前触れとなりかねない、と懸念する向きもある。
http://www.wsj.com/articles/china-cuts-reserve-requirement-for-banks-1456741479