英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

共和党メルトダウン

 曇り。時折晴れ間がのぞくが、今日は雨の予報である。
 WSJより。
 突然株式市場では退屈が美しいものになる。
 投資家は今年初めからの株式市場の乱高下を受け、受けた打撃をいやすために、急成長するテクノロジーセクターなどの株式を売却し、高配当の会社に資金を移し変える動きに出ている。
 実際、今年に入り、高配当銘柄を集めたインデックスは上昇している。
 http://www.wsj.com/articles/high-dividend-stocks-gain-appeal-1456692924
 共和党の主流派は、トランプ氏を何とか脱線させようと悪戦苦闘している。このままではまずいと、ルビオ候補のもとに急速に終結し、スーパーチューズデイに備える。
 このままでは3週間以内に共和党の指名を得てしまうのではないかとして、共和党の有力者たちや議員らはフロリダ州上院議員に目を向け始めている。
 もしトランプ氏が指名を得れば、共和党は致命的な打撃を受けてしまうというのが、その懸念だ。
 たとえば、ヒューレットパッカードの幹部は、以前はクリスティー候補の支持者だったが、現在は彼のことを「政治的日和見主義者」と激しく非難している。クリスティー候補がトランプ氏支持を打ち出したからだ。「トランプ氏は大統領にふさわしくない。彼は不正直なデマゴーグだ」と言い切る。
 テネシー州上院議員であるアレクサンダー氏はルビオ候補支持を打ち出した。
 トランプ氏には、KKKとのつながりを指摘する動きも出ているが、本人は否定している。
 影響力のある、保守系ラジオパーソナリティは、「共和党メルトダウンの危機に瀕している」と述べている。
 もしトランプ氏が共和党の指名を受ければ、個人的にはクリントンに投票する、という古参共和党員もいるほどだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/a8894c88-de42-11e5-b67f-a61732c1d025.html#axzz41QSziB2x