今日はイエレン議長の議会証言が予定されている。議会証言における5つの注目点がまとめられている。公の場に出るのは、昨年12月の利上げ記者会見以来のことだ。
そのとき以来、あまりに多くのことが変化した。Fedは経済見通しについての不確実性に直面している。追加利上げが可能なのか。イエレン議長の発言は、Fedの最新の計画についてのもっとも新鮮な道しるべになるだろう。
議長は現地時間の10時から下院金融サービス委員会で証言する。
一つの焦点は、3月に利上げを継続するのか、それとも待つのか。また、最近のマーケットの混乱は、実態経済にどんなインプリケーションをもたらしているのか。
http://blogs.wsj.com/briefly/2016/02/09/5-things-to-watch-in-janet-yellens-congressional-testimony-3/
ドイツ銀行に関する続報。数十億ユーロのシニア債の買取を計画している。残高は500億ユーロ。ドイツ銀行は額面から割り引いた価格で債券を買い戻すことにより、キャピタルゲインを得ることができるという。
ドイツのショイブレ財務大臣とドイツ銀行のCryan社長が会談し、マーケットの不安をなだめる方策を話し合った。
他の欧州銀行にも不安が広がっている。クレディスイスやウニクレディトなどの株価が大きく下がっている。投資家が不安に思っているのは、欧州銀行が相対的に資本や収益性に劣る点だ。
投資家はさらに、先進国で広がるマイナス金利も不安視している。火曜日には日本の長期金利が初めてマイナスになった。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/d2e01b1e-cf57-11e5-92a1-c5e23ef99c77.html#axzz3zcwlm8kh