英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

低金利論争

 多くの国でここ数年、低金利が続いていることについて、誰が責任あるのかの議論がヒートアップしている。バーナンキ前議長が火付け役だ。
 前議長は金利を決めるのは、世界的な貯蓄と投資のダイナミクス(バランス)だと主張している。1990年代以降、貯蓄のほうが過剰になり、危機の原因にもなった。彼の主張によれば、中央銀行
金利を操作するのではなく、経済の状況に単純に反応しているだけだということになる。 
 もちろん、異なった説明を行う論者も存在する。 
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2015/06/interest-rates-natural-or-artificial.html