晴れ。週末は雨の予報。残念。
IMFからFedへの牽制球。利上げは2016年まで待つように、とのお達しである。米国の成長率は2・5パーセントまで引き下げた。
成長率見直しの原因はドル高と悪天候だ。特にドル高については、「moderately overvalued」とした。そして、さらなるドル高は米国経済にとって有害である、と指摘している。
一方、異例の低金利は金融システムにリスクを蓄積している。しかし、経済成長の弱さと金融システムのリスクを比較考量すると、成長の弱さに配慮すべきだとしている。
http://www.wsj.com/articles/imf-cuts-u-s-2015-economic-growth-forecast-to-2-5-1433424601
タルーロ理事の講演。米国経済はいくらかモメンタムを失いつつあると指摘している。
Fedとしては賃金の上昇を依然として期待しているという。しかし、まだその上昇傾向を確認できていないと述べた。
また、投資家は金融市場におけるボラティリティにもっと慣れないといけないと指摘している。
http://blogs.wsj.com/economics/2015/06/04/feds-tarullo-senses-more-doubt-about-u-s-economic-growth/