英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

プーチン再来

 晴れ。今日は暖かい。
 イランの核開発協議によっては、国際原油市場にイラン産原油があふれ出ることになる。ただでさえ過剰気味の原油市場に価格の下押し圧力がかかることになる。
 イランの原油輸出はここ数年、西側の制裁によって制限されていた。もし制裁が緩和されれば、日量数十万バレルの原油が市場に放出されることになる。
 http://www.wsj.com/articles/irans-nuclear-deal-could-open-oil-flood-1426524085?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 欧州諸国は英国にならって、中国主導の開発銀行構想に参加することを決めた。米国の意向に反する形となった。
 参加するのはアジアインフラ投資銀行。将来、ワシントンに拠点を置く世界銀行に対抗する勢力となりかねない。オーストラリアも参加を検討しているようだ。
 問題の日本は、というと、記事の最後に参加しそうにない、と触れられている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/0655b342-cc29-11e4-beca-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ULROxarf
 11日ぶりのプーチン大統領が月曜日、登場した。長き不在にいろんな噂が飛び交っていたが、病気説はゴシップだと一蹴した。
 しかし、大統領の動向が突然わからなくなる点は、ロシアの政治体制の不可解さと一人の人間に権力が集中する弊害を改めて浮き彫りにした。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/aa26620a-cbcf-11e4-beca-00144feab7de.html#axzz3ULROxarf