英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

復活アイルランド?

 晴れ。風が強い。
 オムニコムとパブリシス。米国とフランスの巨大広告会社同士の対等合併は、破談に終わりそうだ。理由は税務問題の複雑さと規制の問題、そして、文化的なハードルだ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c609d540-d78f-11e3-b381-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz31JaODTRs
 一度は破綻したアイルランド。10年国債を発行し、その金利が英国を下回ったことが話題を呼んでいる。一時は調達金利が11%を超え、ユーロ圏の分裂もささやかれたが、欧州復活の象徴となる出来事と言えそうだ。
 金曜日に発行されたアイルランド国債金利は2・656%。一方、英国債金利は2・683%だ。
 ただ、3回目の救済は不必要だとするギリシャや、ポルトガルの救済スキーム終了という考えは、こうした低コストでの調達が無限に続くとの幻想に基づくもので、間違っている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/9b8348c0-d76b-11e3-a47c-00144feabdc0.html#axzz31JaODTRs