曇り。今日は雨模様。
エジプトではとうとう、軍がモルシ大統領の罷免に動き出した。水曜夜にシシ防衛大臣が声明を出し、モルシ大統領の追放を宣言した。
代わりに憲法裁判所の長官を充てた。完全な軍事クーデタである。国民の集まる広場では、祝う声と怒りの声が交錯している。当面政治的に不安定な状態が続く可能性を示唆している。
http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323899704578583191518313964.html?mod=
ポルトガルでは財務大臣に続いて、外務大臣も辞任した。政権の要となる大臣が2人も欠けたことで、2年前に救済されて以来の大きな政治的な危機が訪れようとしている。ポルトガル国債や株は水曜日
http://online.wsj.com/article/SB10001424127887323899704578582931660976470.html?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
同じポルトガルとギリシャに関する話題。ギリシャとポルトガルのトラブルがユーロ圏の救済懸念に再び火をつけた。懸念の中身は、両国が政治的に不安定になることで、公務員の首切りなどを実行できないのではないか、とみられていることだ。ここ数か月、落ち着いていたかに見えた欧州債務危機だが、救済の条件が未達に終わる可能性が出てきたことで、再び懸念に火がついた格好だ。
債券市場では、スペインの10年もの国債は14ベーシス上昇し、4.74%に。ギリシャ国債は34ベーシス上昇し、11・1%をつけた。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/17661078-e3b9-11e2-b35b-00144feabdc0.html#axzz2XvyrNA00