英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

フィンランドとユーロ

 快晴。肌寒くなった。
 S&Pがフランスの大手銀行の格下げに動いた。BNPパリバの格付けはワンノッチ引き下げられ、Aプラスに。ソシエテ・ジェネラルなど、それ以外の10銀行の見通しもネガティブとした。
 理由は、ユーロ圏のより一層長引きそうなリセッションだ。今後2〜3年、住宅価格が下落する可能性があると指摘している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/fa1bb736-1ee0-11e2-be82-00144feabdc0.html#axzz2AMAs4LgR
 日本版「財政の崖」について。今日開かれる国債市場特別参加者会合に言及されている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/f8a7f35c-1e6c-11e2-be82-00144feabdc0.html#axzz2AMAs4LgR
 ジリアン・テット記者のコラム。ギリシャと並んで、国際投資家の注目を集めてきた国フィンランドについて。ユーロ危機が進行している最中、フィンランドの産業界や政府は、ユーロ離脱の段取りについて静かに検討していたという。
 具体的には、平行通貨システム(parallel currency system)のようなアイデアの是非が検討されている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/14cbb94e-1ebb-11e2-b906-00144feabdc0.html#axzz2AMAs4LgR