英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米国の住宅投資

 昨日の米国実質GDPについてのコメント。個人消費支出は1・5%しか増えなかったが、住宅投資は年率9・7%増えた。設備投資も7・2%の増加。詳細は来週公表されるが、設備投資の増価の大半は、エネルギーや電力関連からきている。オフィスや商業施設、ホテルなどの投資は今年いっぱい停滞が続くとみられている。
 さらに、中央政府、地方政府とも政府支出が抑制されている。
 通常、住宅投資は成長のけん引役となるが、今回5四半期連続で増加しているのに、住宅投資が経済全体を引っ張る力がない。過去の在庫が足を引っ張っているせいだ。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/07/q2-gdp-comments-and-investment.html