英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

米国の自治体破産

 今日も暑くなりそうだ。
 昨日の英国経済不振の続報。トリプルAの格付けを維持するのが難しくなる、との観測。ムーディーズは今年2月にアウトルックをネガティブに変更している。第2四半期のGDP成長率が0・7%のマイナスになったことは、格下げを後押ししそうだ。
 オズボーン財務相は英国経済は「deep-rooted economic problems」を抱えると認めている。何が一番の問題なのだろうか。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/f08fa376-d674-11e1-ba60-00144feabdc0.html#axzz21dfGxNmw
 中国の中央銀行当局は、人民元を対ドルでより人民元安方向に誘導し始めた。この三日間、人民元は対ドルで安値を更新している。輸出業者の輸出促進を狙ったものだとアナリストらは見ている。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444840104577548610131107868.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories 
 米国では自治体が破産を選択する動きが相次いでいるという。過去と比べて、破産という選択肢はそれほどハードルの高いものではなくなっている。ただ、債務の償還という観点からいうと、約束通りの元利償還の確実性が低下することになり、地方債市場に対する投資家の信認も揺らぎつつある。
 ムーディーズによると、12の地方自治体が何らかの財政問題を抱えていると報告されている。
 http://blogs.wsj.com/economics/2012/07/25/12-municipalities-with-money-trouble/