英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

シーメンスのECB預金

 先週、今週と3連休続きで、今週の平日は3日間しかない。
 今日からFOMCだ。
 さらなる金融緩和に踏み切るには、経済の見通しとデフレの脅威の2つを考慮する必要がある、とバーナンキ議長は述べている。問題はデフレの可能性になろう。
 多くのFedウォッチャーは、Fedのバランスシートの構成を変える可能性があるとみる。さらに、超過準備預金の金利を0.25%から引き下げる可能性もある。
http://www.calculatedriskblog.com/2011/09/fomc-preview.html
 ギリシャ政府の努力にも関わらず、資金の出し手であるIMFやEUなどは、ギリシャに対する融資スタンスを厳格化している。いわゆるトロイカとの電話協議も整わず、本日火曜日に再開される。
 膠着状態は金融市場を驚かせている。ユーロは6ヶ月ぶりの水準に下落し、S6Pがイタリアの格下げを行って、欧州債務危機が深刻化している。http://www.ft.com/intl/cms/s/0/21962784-e2e6-11e0-903d-00144feabdc0.html#axzz1YP5LCAaY
 シーメンスがフランスの銀行から預金を引き上げ、ECBに預け換えていることが判明した。ECBに預けている金額は40〜60億ユーロと推測される。シーメンスは銀行免許を持っており、ECBに直接預金ができる。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/dca4cc08-e096-11e0-bd01-00144feabdc0.html#axzz1YP5LCAaY