英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

オバマの闘い

 日中は暖かいのだが、夜の帰り道は寒い。葉桜がきれいだ。
 マイクル・コナリーの「ラスト・コヨーテ」読了。

 S&Pのアウトルック見直しに対し、オバマ政権が、議会との財政赤字削減交渉は合意に近づいていると反論している。
 http://www.ft.com/cms/s/0/2c7dce08-6ab0-11e0-80a1-00144feab49a.html#axzz1JytQ1R5J
 世界第二位の米国債保有国である日本政府の高官(野田財務相のことだと思われる)が、米国債は魅力的であり続けている、と述べたことでガイトナー長官のメッセージは元気づけられている。
 議会との次の話し合いは、来月始まる。合意期限は6月を目指している。

 先月のイングランド銀行の金融政策委員会議事録によると、5月の利上げは遠のいた。
 http://www.ft.com/cms/s/0/d3988dc8-6b2c-11e0-9be1-00144feab49a.html#axzz1JytQ1R5J
 委員会メンバーの意見は3つに分かれた。一つは、利上げを求める意見。もう一つは、量的緩和の拡大。3つめは、5人の委員が現状維持だった。
 多数派の意見は、経済指標を見る限り、3月の英国経済は、より脆弱さが増しているというものだ。
 第1四半期のGDPは来週発表される。そして、BOEは四半期のインフレ見通しについて公表する。